2018年08月30日

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

東岡崎駅からのびる名鉄の鉄橋ガードをくぐると
突然目の前に現れた昭和。

八曜舎だ。

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

1975年からこれまで43年間、ずっと変わらず続けてきたライブハウス。
1階は喫茶店(現在はやっていない)、2階がライブスペース。
名だたるフォークシンガーがここを訪れた。
1階スペースには所狭しと彼らの色紙が飾られる。
若き日の地元シンガーの色紙も発見。時間の流れを感じる。

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

ライブ友達のゆでめん伊藤さんが
その伝説の『八曜舎』でソロライブをするという。
怖いもの見たさも手伝って出かけてみた。

流れる昭和の時間の中で@八曜舎


1階でマスターから住所氏名を書くよう促され、
大学ノートにボールペンで書く。
またその文字をなぞるように、読みを確認しながら、マスターが平仮名で読み仮名を書く。

そして、チャージ料1,500円と飲み物(ソフトドリンク)300円を払う。
ペットボトルのカフェオレをもらうが、冷えてない(笑)

一旦、外へ出て、狭く急な階段を登り、上がりはなで靴を脱ぐ。
マスターからもらったビニール袋に靴を入れ、部屋に入る。

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

和室2室(4.5畳+6畳か?)をぶち抜きで、畳は影も形もなく、
ゴザが擦り切れたような床に皆が座る。

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

いたるところにビニール袋の山が
しかし、これは「資料」の「山」らしい。。

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

そして、用をなさないTV(ブラウン管)やラジカセ、VHSのテープデッキ、
山積みのカセットテープ、埃まみれの扇風機。
これまた、PAのミキサーも埃まみれだ(驚)

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

久しぶりに見た『ELK』のロゴが入ったメインスピーカー。
その上には蚊取り線香が焚かれ、、
錆びてくたばってるマイクスタンド。
マイクもかなり年季が入ってる。

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

流れる昭和の時間の中で@八曜舎

流れる昭和の時間の中で@八曜舎


流れる昭和の時間の中で@八曜舎

ポスターやフライヤーなど、何一つ最近のものはない。
そう、もちろん、エアコンも無し!
代わりに埃まみれの扇風機が首を振るも、風は感じられない。
三方の窓は開け放たれ、まさに70年代、自分が中学生の頃、
汗をかきかき、ギターを弾いていたあの頃と同じ絵柄だ。

すごい。

時折、北側の窓の外を名鉄電車が容赦無く走り去る。
目の前で、しかもPAを通して聴いている歌やギターも、
その時ばかりは電車のガタゴト音にすり替えられる。

歌うゆでめんさんの後方の窓には満月が微笑む

流れる昭和の時間の中で@八曜舎


最後に見た彼の笑顔が良かった。
きっと心地よい時間を過ごせたからだろう。

流れる昭和の時間の中で@八曜舎



帰り道、なにか熱いものがこみ上げてくるのがわかった。
ゆでめんさんありがとう。
そして、八曜舎さんありがとう。

2018年8月26日(日)


Posted by よックンロール at 22:35 │Comments(0)
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よックンロール
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豊橋在住のよックンロールです。
ソロの時は、よックンロールで。Y's Conceptというユニットでは、ピアノ&ウクレレ担当の♪simちゃんとでLive活動をしています。

豊橋では「ほん和か」「House Of Crazy」「AVANTI」など。。








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